ナノ加工 技術コラム

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2026.04.15

トーリックレンズ金型の超精密加工とは?曲率制御・加工方法・精度確保のポイントを解説

トーリックレンズ金型の超精密加工とは?曲率制御・加工方法・精度確保のポイントを解説 | 超精密 微細加工.com

トーリックレンズ金型(トロイダルともいわれます。)の加工は、通常の球面レンズとは異なり、異なる曲率を持つ複雑形状を高精度に加工する必要があります。そのため、加工方法の選定や精度管理が製品品質に直結します。本記事では、トーリック形状の基礎から加工の難しさ、3軸・5軸加工の違い、精度確保のポイントについて解説します。

トーリックレンズとは

トーリック形状の特徴

トーリックレンズとは、ある方向の曲率と、それに直交する方向の曲率が異なる非球面形状のレンズを指します。一般的な球面レンズは全方向で同一の曲率を持つのに対し、トーリック形状は異方性を持つため、光学的な補正能力に優れています。特に、球面では補正できない歪みや収差を補うことができる点が大きな特徴です。

トーリックレンズ金型の超精密加工の難しさ

異方性曲率による加工難易度の高さ

トーリック形状は単純な回転体ではないため、工具の移動軌跡を精密に制御しなければならず、わずかな誤差でも形状不良につながります。また、曲率が方向ごとに異なるため、均一な加工条件を維持することが難しい点も課題として挙げられます。

外的要因による精度への影響

超精密加工では、わずかな外的要因が品質に大きく影響します。例えば、工具摩耗による形状変化は連続加工において蓄積しやすく、精度低下の原因となります。また、機械振動による加工面の乱れや、加工中の温度変化による熱変位も寸法ズレを引き起こす要因となります。そのため、環境制御や設備管理も重要な要素となります。

トーリックレンズ金型の超精密加工方法

3軸加工機による加工

3軸加工機は5軸加工機と比較し、比較的コストを抑えた加工が可能です。工具干渉が発生しない場合には有効な選択肢となります。すなわち、工具の姿勢制御が限定されるため、干渉が発生し、加工できないケースもあります。

5軸加工機による加工

5軸加工機は工具の姿勢を自由に制御できるため、工具干渉の制約が少ないため、干渉回避が容易であり、より高精度かつ高自由度な加工が実現できます。

トーリックレンズ金型の加工は超精密微細加工 .comにお任せください

今回は、トーリックレンズ金型の超精密加工についてご紹介しました。超精密微細加工 .comを運営するジュラロン工業株式会社では、5軸加工機による複雑形状の超精密加工の豊富な実績がございます。お困りの方はお気軽にご連絡ください。

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