ナノ加工 技術コラム

ナノ加工 技術コラム

ナノ加工 技術コラム

2024.02.15

非球面形状の精度を保証する超精密測定機のご紹介

超精密 微細加工.comを運営するジュラロン工業株式会社では、長年積み上げてきた豊富な超精密金型の加工ノウハウを用いて、非球面レンズや非球面レンズ金型など、非球面形状のの超精密加工にも対応しています。ワーク素材、細かな形状により加工精度は異なりますが、例えば形状精度PV0.05μmを機械加工のみで実現することも可能です。

たとえ、加工難易度の高い非球面形状の精密加工ができるからといって、その加工品が本当に狙った寸法精度・幾何公差を実現出来ているか、測定設備を用いて立証する必要があります。これを立証できなければ、信頼が担保された非球面形状の超精密加工品を納入することができません。

そこで、当記事では非球面形状の超精密加工を実現する上で必要な測定設備についてご紹介したいと思います。「非球面形状の測定にはどんな設備が用いられるの?」時になった方は、是非最後までご確認ください。

 

超精密測定機①:形状・粗さ測定器

当社が保有する形状・粗さ測定機(Form Talysurf)では、ワークの表面粗さ、ワークの表面粗さ、非球面の形状の測定を行うことが可能です。当設備では、測定精度0.01μmで測定をすることが可能です。2次元測定機であるため、回転対称の加工品を測定することに適しています。

 

超精密測定機②:超精密3次元測定機

当社が保有する超精密3次元測定器(UA3P-4)は、上述の形状・粗さ測定機では測定できない三次元の自由曲面形状の測定が可能です。三次元の測定機であるため、対応できるワークの範囲も広く、回転対称でないワークの測定にも対応しています。ちなみに、測定範囲は100mm×100mmであり、測定精度0.05μmでの測定が可能です。

 

ちなみに、これら以外の超精密測定器も多々ありますが、これらの測定機が業界標準となっています。そのため、当社では、業界標準に準拠した超精密測定が可能なのです。

 

非球面形状の超精密加工も当社にお任せください

非球面形状の超精密加工には、通常の超精密加工とやや異なる測定設備が求められることをお分かりいただけたかと思います。当社では、長年培ってきたナノレベルの超精密加工技術、±0.1℃の温度管理に設置された各種ナノ加工マシンはもちろんのこと、上述の各種検査・測定設備も完備しております。ナノレベルの超精密加工のことなら、安心して当社にお任せください。

ナノ加工 技術コラム一覧 ナノ加工 技術コラム一覧 ナノ加工 技術コラム一覧

ナノ加工豆知識

超精密 微細加工について
お気軽にご相談ください

ナノオーダーの超精密加工技術で
お応えいたします。