ナノ加工 技術コラム
ナノ加工 技術コラム
2023.08.31
超精密 微細溝加工ならお任せください!
超精密 微細加工.comを運営するジュラロン工業株式会社では、長年積み上げてきた豊富な超精密金型の加工ノウハウを用いて、
ナノレベルの超精密微細溝加工を行っております。
ワークサイズ、材質、溝形状などにより異なりますが、例えば、V溝であれば、最小ピッチ0.4μmやV開き角30°、
矩形溝であれば、最小溝幅5μm、深さ5μmに対応することが可能です。
もちろん、矩形溝やV溝以外にも、台形溝等の特殊形状の加工も可能です。縦横もしくは3方向から溝加工を施すことで、
四角錐・三角錐形状の溝も形成できます。
当記事では、そんな当社が手掛けてきた多種多様な溝加工の実績の中から、3つの加工事例をピックアップしご紹介したいと思います。
事例①:溝ピッチ0.4~0.65μm ”高速”微細溝加工
当事例では、加飾用の回折格子へ、ピッチ0.4~0.65μmのV溝を加工しています。
当社では微細溝加工を実現するナノ加工機に加えて、高効率な加工技術を保有していますので、
通常では時間が掛かりすぎる微細溝加工をスピーディーに行うことが可能です。
実際の下記動画をご覧いただければ、どれだけ高速でナノレベルの溝加工を行っているかお分かり頂けるかと思います。
【V溝ピッチ0.4~0.65μm】高速引き切り加工
事例②:溝ピッチ20μm 深さ1.4μm ”シャープエッジ”加工
こちらの事例は、回折格子へ溝ピッチ20μm、深さ1.4μmの溝加工を行った事例です。
通常、ナノレベルの超精密切削加工では、上記画像のような段差を実現することは難しいです。
しかしながら、これまで長年培ってきた独自の微細溝ノウハウを活かすことで、通常難しいと考えられている、
綺麗なエッジ角を実現しています。
事例③:幅1mm 深さ0.2mm マイクロ”流路”加工
こちらは、分析装置に使用される分析チップやセンサーなどのチップとして使用されるマイクロ流路で、
流路幅1mm×深さ0.2mmで加工しています。
このようなマイクロ流路は流路形状の複雑さや深さなどの仕様によって、加工の難易度が高くなるケースが多々あります。
そのため、加工では金型などを使用せず直接切削で製作することも可能です。
超精密 微細溝加工なら、ジュラロン工業にお任せください!
今回は、超精密 微細溝加工のピックアップ事例について詳しく説明しました。
超精密 微細加工.comを運営するジュラロン工業では、最新の各種ナノ加工機に加えて、
高度なナノ加工技術と加工プログラム技術で、ナノオーダーの微細溝加工のご要望にお応えすることが可能です。
また、当社では、お客様のご要望に応じて、加工時間削減・コストダウンのためのVA/VE提案もさせて頂きます。
是非お気軽にご相談ください。
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